夏までに腹筋を割る方法ということで、
- これまであまりトレーニングしたことがない
- 腹筋が割れていない
- でも、夏までに腹筋を割りたい
という方のための3ヶ月間で腹筋を割るトレーニングプログラムです。
1ヶ月目 クランチ
まず初心者の方のための腹筋として、クランチをやっていただきます。
- 姿勢仰向けになって、膝を深く曲げる
初めの内は手を胸の前でクロスに組んで行います。
- 上げる時体を丸めて、肩甲骨が浮くぐらいまで上げる
息を吐きながら上げて、上で1秒止める
- 下ろす時息を吸いながらゆっくり戻す
レップ数/10回
セット数/3セット
インターバル/1分
楽にできるようになりましたら、12回、15回、20回と回数を増やしていく。
20回3セットができるようになりましたら、手を頭の後ろに組んでやってみましょう。
こうすると、重心が頭の方にきますので、胸の前で組むのに比べてかなりキツくなってきます。
これも20回3セットを目指してやっていきましょう。
1日おきとか2日おきぐらいで、週2~3回やるようにしてみてください。
2ヶ月目 ボールクランチ+リバースクランチ
クランチをステップアップさせてボールクランチをやっていただきます。
ボールの上に仰向けになって行います。仰向けになることで、体を反らすことができるんですけれども、反らすことによって、腹筋をしっかり伸ばす、ストレッチすることができます。
実は腹筋は、前に倒すよりも、後ろに反らす方が可動域(動く範囲)が大きいので、普通の先ほどやったクランチというのは、半分以下の可動域でしか腹筋を動かせていない。でも、このボールクランチをやることによって、大きな可動域で腹筋を動かすことができるというわけです。
- 姿勢バランスが取れる範囲で出来るだけボールの上の方に座る
ボールの下過ぎると楽に出来てしまうので、目安としては、下ろした時に腰と肩が同じくらいの高さになるように座る
初心者の内は手は胸の前で組んで、慣れてきたら手を頭の後ろで組む
さらに慣れてきたら足の裏を壁につけて行うと腸腰筋が緩み、より腹筋への負荷が高くなる - 上げる時息を吐きながら上げる
上げたところで1秒止める
- 下げる時息を吸いながら下ろす
- 常にドローインで行う
中上級者は出来るだけお腹を凹ませた状態(ドローイン)で行うと、さらに強い刺激を与えることができます
レップ数/10回
セット数/3セット
インターバル/1分
これも、最初は10回3セット、できるようになったら、20回3セットまで増やします。そして、20回3セットできるようになりましたら、また手を頭の後ろに組んで、10回3セットから始めて、20回3セットまで増やしていくようにしましょう。
ボールクランチやった後は、リバースクランチをやってみましょう。
今までのクランチや、ボールクランチというのは、上半身の方を持ってくる動きで腹筋上部への刺激が強いのですが、リバースクランチの方は、腰の方を持ってくる動きになり、腹筋下部(下っ腹)を狙っていくことができます。
- 姿勢手を床にしっかり付け、膝は完全に曲ぎ切る
- 上げる時腰を持ち上げ、膝を頭の方に持ってくる
息を吐きながら上げて、上で1秒止める
- 下げる時息を吸いながら降ろす
レップ数/10回
セット数/3セット
インターバル/1分
これも最終的に20回3セットを目指しましょう。
3ヶ月目 アブローラー+ボールクランチ+リバースクランチ
最後の1ヶ月はアブローラーを追加した3種目です。
- 姿勢膝をついて背中を丸める
初心者は膝コロ、上級者は立ちコロの姿勢
- 伸ばす時上半身が床につくくらいまで伸ばす
- 戻す時背中を丸めながら腹筋の力で戻す
戻し過ぎると負荷が抜けるので注意
レップ数/できるだけ
セット数/2セット
そして、ボールクランチを2セット、最後にリバースクランチを2セットということで、腹筋6セットかなりキツいんですけれども、それだけやっていただけば、3ヶ月後にはおそらく腹筋、十分な筋肉量がついて、シックパックができてくると思います。
ダイエットも並行して行う
腹筋の筋肉が増えても、上に脂肪がついていたら腹筋が見えづらいです。
くっきりと分かれたカッコいいシックスパックを目指すなら、ダイエットも並行して行う方がちゃんと腹筋を割ることができます。
3ヶ月ですので、6週間ローファット、その後6週間ローカーボでダイエットをするとかなり絞れてきます。
この腹筋のトレーニングを組み合わせて行えば、十分なシックスパックを披露できるようになると思います。
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